今回は、「Z世代」後輩社員の働き方と仕事での付き合い方のポイントを紹介します。
2022年4月には、早生まれであれば2000年生まれの大卒新入社員が入社します。
1990年後半〜2000年代生まれは、 Z世代とも言われる年代です。
職場の先輩の立場としては、後輩社員との接し方が分からず、悩むことはありませんでしょうか。
こんな方におすすめの内容
・Z世代の後輩社員の特徴は?
・後輩社員との接し方に悩むことがある…
Z世代の後輩社員の働き方は、とても柔軟で多様化しています。
また精神論でなく合理主義であることを踏まえ、接することが重要です。
1990年前半の私の立場から、「Z世代」の後輩社員の働き方と付き合い方を考えていきます。
目次
Z世代の働き方の特徴は「多様性」

Z世代の働き方の特徴は「多様性」です。
コミュニケーションの多様性
Z世代は、子供時代からSNSをはじめデジタルとともに過ごす生活を送っています。
コミュニケーションについても、対面や電話に拘らず、行うことが日常です。
仕事でも、手短に済むことはチャットやメッセージ等でやり取りをすることを好む傾向にあります。
対面や電話に拘らず、柔軟なコミュニケーション手段を取る習慣が身に付いています。
キャリアアップの多様性
Z世代は、キャリアに対する考え方も多様化しています。
以前の日本では、終身雇用で定年まで一つの会社に勤め上げることがスタンダードでありました。
現代のキャリアにおいては、スキルアップや自分に合った働き方が重要視される傾向です。
転職や副業がより身近になっていく傾向は今後も強まっていくでしょう。
最近では、本業・副業の考えでなく、どれも本業として取り組む「複業」の考え方も強まっています。
ワークライフバランスの多様性
Z世代では、ワークライフバランスの多様化も特徴の一つです。
就業時間はきっちり働きつつも、プライベートの時間も大切にしたいという考えがより強まっている傾向があります。
柔軟な働き方がより望まれることは、間違いないでしょう。
Z世代と仕事で接する際のポイント

続いて、仕事で接する際のポイントを紹介します。
適した手段でコミュニケーションを取る
柔軟にコミュニケーションを取ることが望ましいです。
コミュニケーション手段を対面や電話に拘りすぎることは相応しくありません。
例えば、一言で済む用件であれば、連絡手段を電話ではなくチャットやメッセージで済ますなど、適した手段を取りましょう。
合理性を重視する
合理性を重視しましょう。
精神論は今の時代に適しません。
慣習化したことで続いている生産性のない業務は、減らしていくことが重要です。
現実的に考えれば、全ての無駄を省くことは難しいでしょう。
しかし、それぞれの業務に対し、業務を行う理由や背景を伝えることを意識しながら、後輩と接することが重要です。
オン、オフを意識する
Z世代はワークライフバランスをより重要視します。
オン、オフをしっかり意識して、本来あるべき姿ですが、業務のやり取りは就業時間内に伝えるようにしましょう。
しっかりと就業時間内でのコミュニケーションを心掛けることが必要です。
Z世代の後輩と接する際に心掛けるべきこと
Z世代の後輩社員と接する際に心掛けるべきことがあります。
それは、固定観念を捨てる努力をすることです。
Z世代の特徴は多様性であるからこそ、Z世代はこうだと断言できませんし、するべきでないと考えています。
具体例を挙げます。
Z世代だから、IT関係には強いよね!
これも、よくある固定観念の一つかと思います。
若い世代だからといって、誰しもがデジタルに強い訳ではありません。
他にも、このようなケースが考えられます。
Z世代のA君は遅刻が多い。やる気がないんだね。
もちろん、遅刻は望ましくありません。
しかし、やる気がないのではなく、何か悩みを抱えており、睡眠不足の状態に陥っている可能性もあります。
このように、Z世代に限らず重要とも言えますが、固定観念を捨てることが、接する上でとても重要だと考えています。
さいごに
今回は、「Z世代」後輩社員の働き方と仕事での付き合い方のポイントを紹介しました。
働き方の「多様性」
・コミュニケーションの多様性
・キャリアアップの多様性
・ワークライフバランスの多様性
仕事で接する際のポイント
・適した手段でコミュニケーションを取る
・合理性を重視する
・オン・オフを意識する
最後までご覧いただきありがとうございました。