今回は、2022年8月に発売となった本「運動脳」のレビューを紹介します。
日本でも大ヒットした本「スマホ脳」の著者、アンデシュ・ハンセンさんの最新作です。
本書ですが、著者の出身国スウェーデンでは以前より発売されていて、「スマホ脳」以上の歴史的ベストセラーとなっているようです。
感想ですが、結論、とても興味深く面白い内容でした!
普段、なんとなく理解していた「運動は良い」ということを、幅広い視点から、多くのエビデンスや具体例をもとに紹介されています。
運動への理解とモチベーションが非常に高ります。
読み終えた後、今すぐ外に出て走りたくなるような本でした。
著書「運動脳」の概要
はじめに、本書の概要を紹介します。
著書名:運動脳
出版社:サンマーク出版
筆者:アンデシュ・ハンセン
発売日:2022年8月19日
タイトルの通り、本書は運動の脳への影響がテーマです。
有酸素運動の効果について、ストレス対策としてのメンタル面や、集中力・アイデア力・記憶力・学力など、仕事や勉強に活きる観点にまでおよび、幅広く記載されています。
【レビュー】「運動脳」の感想
全体として、とても興味深い内容でした!
なんとなく、
「運動は良いものだ」
という言葉は一人歩きしやすい。
そんな中、本書では研究結果や具体例をもとに話が展開されています。
読んでいて納得感がありました。
運動のメリットは、体の健康面から語られることが多いかと思います。
本書では、心の健康や、集中力・アイデア力・記憶力・学力など仕事や勉強において重要な観点から記載されていて、運動のモチベーション向上にも繋がりました!
特に印象的だったのでは、狩猟時代から人間の脳の根本は変わっていないということです。
たしかに、ここ10年・20年で急速に発展したPCやスマートフォンなど、デジタル媒体に長時間触れる状況は、長い人類の歴史から見れば、にわか雨のように突然訪れたものであって、すぐに適応できるものではないと感じました。
デジタル媒体が欠かせない時代だからこそ、デジタルから離れ、運動する時間の大切さに、改めて気づくことができる本でした。
こんな方に読んでほしい
本書をおすすめできる方について、紹介します。
運動をテーマにした本ですので、日頃から運動習慣のある方が手に取りやすいかと思います。
その他にも以下のような方にはぜひ読んでほしいです。
【こんな方に本書はおすすめ】
・運動習慣をつけたいけど、なかなかモチベーションが続かない
・メンタル面、仕事や勉強等のパフォーマンスを上げたい
【運動習慣をつけたいけど、なかなかモチベーションが続かない】
→本書を読むメリットの一つは、運動のモチベーションが上がることです。
日々の生活で忙しかったり、なかなか運動のモチベーションも続かない方にとっておすすめです。
【メンタル面、仕事や勉強等のパフォーマンスを上げたい】
→本書は、運動が脳にもたらす良い影響について、様々な観点から書かれています。
毎日の生活にストレスを感じていて、少しでも状況を改善させたい方や、
集中力や記憶力、アイデア力を高めたい社会人や学生の方などにとって、読む価値のある内容です!
さいごに
著書「運動脳」の感想ですが、一言ではとても興味深い内容でした。
幅広い視点から、運動の効果について多くのエビデンスや具体例をもとに紹介されており、運動への理解とモチベーションがとても高まります。
【こんな方に本書はおすすめ】
・運動習慣をつけたいけど、なかなかモチベーションが続かない
・メンタル面、仕事や勉強等のパフォーマンスを上げたい
最後までご覧いただきありがとうございました。